2021-06-17 08:44:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
FOMC前のBTC相場
昨日のBTC相場は上値の重い展開。早朝に41,300ドル(約455万円)と直近の戻り高値を更新、その後は4万ドル(約440万円)近辺でもみ合ったが、FOMCを前に上値を重くすると38,000ドル(約420万円)台での取引が続いている。5年後に暗号資産を平均で資産の7.2%保有するとされたヘッジファンド調査や著名投資家が参加したBitwiseの資金調達、モルガンスタンレーの新規BTCファンドの申請や5億ドルの私募債発行に続き10億ドルの新株発行によるBTC購入計画が話題となったMicrostrategy CEOのコメントなど強気材料が続いたが、FOMCを前に上値を抑えられると、イベント前のポジション調整に38,000ドル台に値を下げた。注目のFOMCでは声明文に債券購入額減額に関する記載は無く、一旦BTCは上昇したが、将来の金利予測で23年末の予想中央値が2回利上げとなったことで米金利上昇・ドル買いとなる中、パウエル議長がデータ次第で緩和縮小を具体的に議論することを示唆すると上値を抑えられている。
Outlook
続きはこちら
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。
長文の場合は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース
続き・詳細はこちら FOMC後のビットコイン相場の展開は?【仮想通貨相場】