英規制当局FCA、仮想通貨企業の登録審査体制を強化

仮想通貨



2021-06-19 12:59:07

遅延に対応して審査体制を強化

英国の規制当局である金融行動監視機構(FCA)は暗号資産(仮想通貨)企業のライセンス登録をめぐって、審査体制を強化中。背景としては、登録の審査が遅延しており関連企業からクレームが発生していることがある。

FCAとは

FCAは、イギリスの金融を規制する機関。金融サービス業に携わる企業の行動を規制している。

▶️仮想通貨用語集

英国では、2020年1月よりFCAが仮想通貨関連企業に対するマネーロンダリング及びテロ資金供与対策(AML/CTF)の監督機関となり、当局への登録を義務付けていた。

しかし審査が遅延し、登録期限はこれまでに二度延長され、当初の2021年1月から、2022年3月31日まで延長。それまでの間、既存の仮想通貨関連企業は登録なしでも事業を継続できることになる。

当局は、パンデミックの影響や審査プロセスの複雑さなどにより作業に遅れが生じていると説明していた。

議員との質疑応答

この遅延について保守党のPhilip Davies議員は、一連の書面により財務省に質問を投げかけた。その後5月28日に、英財務省のJohn…



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