2021-06-22 10:00:00
デジタル証券(セキュリティトークン)プラットフォームを手がけるセキュリタイズは22日、シリーズBラウンドで4800万ドル(約53億円)を調達したと発表した。同社が進めるデジタル証券プラットフォームの開発や人材採用に充てられる。同社の評価額は非公開。
今回の調達ラウンドはモルガン・スタンレーの投資会社であるモルガン・スタンレー・タクティカル・バリューとベンチャーキャピタルのブロックチェーン・キャピタルが主導した。また、新規の投資家として日本からNTTデータや三井住友信託銀行が加わったほか、アヴァ・ラボ(Ava Labs)やIDCベンチャーズ、マイグレーション・キャピタル(Migration Capital)も投資した。リリースによると、「北米や欧州、アジア太平洋地域から大規模な機関投資家の資金調達を受けた初めてのブロックチェーン企業」になるという。
今回のシリーズBの参会者や既存の投資家は、セキュリタイズのプラットフォームで発行されるデジタル証券の形で株式を受け取ることになる。
セキュリタイズは現在、プライマリー(発行)からセカンダリー(流通)に対応した私募市場プラットフォームであるセキュリタイズ・マーケット(Securitize…
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