行って来いのビットコイン、この週末に何があった?【仮想通貨相場】

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行って来いのビットコイン、この週末に何があった?【仮想通貨相場】

2021-06-28 08:22:00
行って来いのビットコイン、この週末に何があった?【仮想通貨相場】

著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

3万ドルでサポートされる

週末のBTC相場は行って来いの展開。四半期末のオプション・先物期日に向け35,000ドル(約390万円)から30,000ドル(約330万円)台まで下落、その後34,000ドル(約380万円)台まで反発している。バイデン政権が議会とインフラ投資で合意したこともありBTCは堅調に推移、エルサルバドル大統領がBTC法定通貨化を9月7日とし商店に受け取りを強制しないことや国民への30ドルのエアドロップを表明する中、35,000ドル台半ばまで上昇した。しかし草コイン上場を巡りSECがロビンフッドを調査、IPOが遅れていると伝わると上値が重くなった。Deribitのオプション期日は無事通過したが、その後、金融庁がBinanceに警告出したと伝わると裁定解消売りが意識されたこともありCME先物期日に向け値を下げていった。Eマスク氏がJドーシー氏とBTCイベントに登壇すると伝わると一旦反発したが、110EH/sまで回復していたハッシュレートが下落に転じBTCも下落した。しかし、3万ドルでサポートされ反発、34,000ドル台まで回復している。

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