ビットコインの弱気相場が長くは続かない可能性【オピニオン】

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2021-06-28 17:00:37
ビットコインの弱気相場が長くは続かない可能性【オピニオン】

暗号資産(仮想通貨)は弱気相場にある。

軽々しく受け止めるべきことではない。アナリストらは今年、すでに2度にわたって、画一的な指標(市場ベンチマークの20%値下がり)を適用し、弱気相場との早まった判断を下してきた。

暗号資産の世界においては、ビットコイン(BTC)が市場全体のベンチマークとなっている。ビットコインのドミナンス(すべての暗号資産の時価総額に占めるシェア)は40%半ばまで低下しているが、それでも株式市場にはそれに匹敵するような存在はいない。

時価総額2兆2000億ドルでS&P500種指数のトップに立つアップルが、ビットコインのドミナンスと同じレベルでS&P500の合計時価総額に大きな割合を占めていたら、その時価総額は17兆ドルとなる。ビットコインのドミナンスのために、すべての暗号資産のリターンは通常、ビットコインと強い相関関係を持つ。

ビットコインにとって、新たな史上最高値へと向かう途上に、20%の値下がりはよくあることだ。今四半期には、そのような値下がり(値上がり)が新たな相場の先触れとなったのかを見極めるための簡単な方法が特定された。CoinDeskビットコイン・プライス・インデックス(XBX)が20%変化し、その後にビットコインが90日間、以前の高値(または安値)に戻らない場合という基準だ。

最近のBTC強気相場は2021年4月14日に終了
出典:CoinDesk…

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