米上院議員、ドルヘッジの観点から仮想通貨の長期保有を推奨

仮想通貨



2021-06-30 12:49:30

仮想通貨の長期保有を推奨

米ワイオミング州のCynthia Lummis上院議員は29日、ビットコイン(BTC)を初めとする暗号資産(仮想通貨)を長期的に保有することを推奨すると語った。

仮想通貨は資産の多様化に利用できると主張。退職後の資金としても活用できるため、法定通貨等だけでなく仮想通貨も保有しておくことを勧めると説明し、自身でも5BTC(1,990万円相当)を所有していると明かしている。

仮想通貨推進派として知られるLummis氏は、29日にCNBCのインタビューに応じた。ワイオミング州の動向や仮想通貨規制、金融のイノベーションを推進する取り組みなどについて幅広く話す中で、インタビュアーから「自身が描く仮想通貨の理想的な未来は?」と聞かれて、「人々に仮想通貨の長期保有を推奨したい」と語っている。

ワイオミング州

ワイオミング州は、仮想通貨企業に友好的な州として知られる。先月には州知事も、仮想通貨を保有していることを明かした。

▶️仮想通貨用語集

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今回のインタビューでLummis氏は、現在は米国の金融政策によって、ドルが市場にあふれていると指摘。法定通貨の価値が下がれば、退職後の資金が全て米ドルで所有されていることにはリスクが伴うと懸念を示し、資産を分散させた方が安全であるとの考えから、仮想通貨も保有することを勧めると話している。中でも、ビットコインは発行上限が定められていることからも、価値の保存手段として優れているとした。

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