上値を抑えられたビットコイン、上昇が一服した理由【仮想通貨相場】
2021-07-01 09:06:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
上値を抑えられる
昨日のBTC相場は上値の重い展開。36,000ドル(約400万円)台で上値を重くすると34,000ドル(約380万円)台まで下落、しかし35,000ドル(約390万円)近辺に値を戻しており、総じて高値圏でのもみ合い推移が続いている。ハッシュレートの回復やアルトコインの上昇もあり、BTCは34,000ドル台から36,000ドル台に上伸したが、そのハッシュレートが頭打ちとなり日本株が高寄り後反落すると、イベント前のポジション調整もあってかじりじりと値を下げた。予想より若干強いADP民間雇用統計をきっかけに欧州市場で月末のドル買いが出ると、BTCも34,000ドル台に下落した。しかし、Blockwareが25百万ドル、Hut8が44百万ドルのマイニング投資を発表したことなどが相場の下支えとなり、ソロスファンドのBTC購入もあり35,000ドル台に戻している。EIP1559導入を好感、上昇を続けるETHだが、火曜日にジムクレーマーがETH購入を公表、その日のアクティブアドレス数がBTCを抜いたことなどが話題となり続伸している。
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