2021-07-03 12:44:07
人材が豊富なインドで技術開発
世界に活動拠点を広げる米暗号資産(仮想通貨)取引所最大手のコインベースは、インドに技術に特化した拠点を開設する。
現地の運営を統括するPankaj Guptaエンジニア部門副社長は、高名な数学者や多くの技術者を輩出しているインドに大きな期待を寄せており、仮想通貨ポリゴン(MATIC)やInstadappの立ち上げに関わるなど、仮想通貨やブロックチェーン分野に精通した人材が豊富だと強調している。
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Gupta氏によると、インドで「ゼロから構築する」この技術ハブには「野心的な計画」があるという。多数の有能なエンジニアを採用し、コインベースが取り組んでいる主要分野全てにチームを設置。これらのチームは、自律的権限を持つ現地エンジニア部門責任者が管轄し、迅速な意思決定を可能にする。
設置されるチームの分野は多岐にわたり、インフラ、クラウド、プラットフォーム、決済、仮想通貨、ブロックチェーン、データエンジニアリング、機械学習などが含まれる。インド拠点では、コインベースのグローバルに展開する製品やシステムに関するプロジェクトと並行して、アジア太平洋地域に特化したプロジェクトを担当する。
また、インドでの活動拡大の一環として、スタートアップ企業との合併や買収も検討しているという。
直近ではインド国内の仮想通貨投資額が、1年で200倍の400億ドル(約4.4兆円)に急増したとの報道もあり、仮想通貨への投資熱が高まっているようだ。
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