EY、イーサリアムのL2を開発・オープンソースに

仮想通貨



2021-07-03 11:59:57

レイヤー2プロトコルを公開

大手会計事務所のEY(アーンスト・アンド・ヤング)は、新たにゼロ知識証明のレイヤー2プロトコルのコードを公開したと発表。EYは2019年にも同様の取り組みでコードをオープンソース化して公開している。

このプロトコルは、他のレイヤー2ソリューションと同様に、セキュリティとプライバシーを保ちつつ、従来に比べ低いコスト(8分の1)で取引を行うことを可能とする。

『Nightfall 3』と名付けられたプロジェクトは、技術的には「ゼロ知識証明-オプティミスティックロールアップ(ZK-Optimistic Rollup)」と呼ばれている。なお、初代のNightfallは、ZK(ゼロ知識証明)プロトコルだった。

ロールアップ(Rollup)は、イーサリアム(レイヤー1)の処理性能を向上させる取り組みを総称するレイヤー2の技術で、大量のトランザクションをオフチェーンで処理することによって効率性を向上させる。

レイヤー2(L2)

レイヤー2とは、イーサリアムを1層目とした「2層目」のブロックチェーンのこと

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ZKロールアップとオプティミスティックロールアップ

ロールアップにはZK RollupとOptimistic Rollupがあるが、共にイーサリアムのスケーラビリティを向上し高騰するガス代(手数料)の改善に繋がる技術として有望視され、開発等が進められている。

Optimistic Rollupはブロックを一旦受け入れ、無効なブロックであるかどうかのチャレンジ期間を設ける仕組みの為、楽観的(Optimistic)と呼ばれる。その一方でZK Rollupはゼロ知識証明と呼ばれる技術によってチャレンジ期間を必要としない。EYによるとNightfall 3はそれら二つの技術を組み合わせたものだという。

プレスリリースでは、Nightfall…



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