2021-07-05 14:11:01
ビットコインマイニング、新レポート
米マイクロストラテジー社など北米の暗号資産(仮想通貨)企業が携わるビットコインマイニング評議会(BMC)は1日、初の四半期レポートを公開した。ビットコイン(BTC)の採掘企業を対象としたアンケートでは、ネットワーク全体の56%が再生可能エネルギーを利用していることがわかった。
Bitcoin Mining Council(BMC)こと、ビットコインマイニング評議会は5月に設立された任意参加の業界団体。ビットコイン採掘企業などが主に加盟しており、23社以上が参加している。
BMCは今回、全世界のビットコインネットワークの内32%に相当するハッシュレート(採掘能力)を有する23社を対象に、BTCマイニングに関する電力消費量と再生可能エネルギーの使用量に関するアンケートを実施。
2021年2Qに関するデータを発表し、ビットコインのマイニングにおける使用電力は、世界全体で見ると0.117%に満たないことがわかった。
また、世界中のビットコインマイニング企業の使用電力の56%が再生可能エネルギーを利用していることが判明。BMC加盟企業に至っては、使用電力の67.6%が再生可能エネルギーをベースにしていることがわかった。
BMCのレポートによれば、再生可能エネルギーとは水力、風力、原子力、地熱などに起因する発電方法、または石炭ベースの発電方法がカーボンオフセットを利用して実質ゼロにする手法を指すという。
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