レンジに引き戻されたビットコイン、方向感が出にくい理由【仮想通貨相場】
2021-07-06 09:16:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
レンジに引き戻される
昨日のBTC相場は軟調な展開。36,000ドル(約400万円)トライに失敗すると33,000ドル(約365万円)近辺まで下落、結局レンジ内での取引が続いた格好。BTCは、週末の米雇用統計の結果と史上最大の軟化となった難易度調整の無事通過を受け33,000ドル割れでサポートされると、34,000ドル、35,000ドルと上値を切り上げていったが、月曜日のCME先物開始に向けトライした36,000ドル超えに失敗すると、日本株の安寄りもありずるずると値を下げていった。日曜日のサポートだった34,000ドル台で一旦下げ止まったが、一時100 EH/sを窺っていたハッシュレートが90EH/sを割り込むと続落、33,000ドル台まで下落した。週末のCMEのBTC先物の窓埋めがほぼ完了したことで一旦下げ止まったが、バークレーズ銀行のBinanceへの送金停止をFinancial Times紙などが報じると下落に転じた。その後33,000ドル近辺でサポートされると反発。結局、上値を切り下げ、下値を切り上げる三角持ち合いを形成している。
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