ビットコインのP2P取引が急増するナイジェリア──政府は禁止令

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2021-07-07 18:00:13
ビットコインのP2P取引が急増するナイジェリア──政府は禁止令

ナイジェリア中央銀行が暗号資産取引禁止令を実施する中、ナイジェリアの若者の多くにビットコイン(BTC)取引が広まっている。2021年の始め以降、ピアツーピア(P2P)のビットコイン取引高は2億400万ドルに増加し、アフリカ最大規模となっている。

ビットコイン分析企業のUsefultulipsが集めたデータによると、P2Pのビットコイン取引高において、ナイジェリアはアフリカのその他の地域を合わせた数をはるかに上回っている。例えば、過去180日間で、2位のケニアは合計8430万ドルで、ガーナは5980万ドルだった。

禁止令でもビットコインを求める若者

インターネットに精通したナイジェリアの若者の多くが、アフリカ最大のこの国における大きな技術的、社会的変化の時期に、資本の移動手段として暗号資産を活用している。自国通貨の価値の低下と、暗号資産に対して敵対的な政府によって、ナイジェリアはビットコインの大きな理想の実験場となっているのだ。

P2Pの暗号資産プラットフォーム「ルノ(Luno)」で、ナイジェリア担当のビジネス開発責任者を務めるチネドゥ・オビディエグゥ(Chinedu…

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