「クジラ」の数で明暗 …イーサリアム、対ビットコインで優勢続く【仮想通貨相場】
2021-07-10 09:39:00
著者 クラーケン・インテリジェンス
クラーケン・インテリジェンス(Kraken Intelligence)は、クラーケンのリサーチ・チームであり、事実とデータに基づく仮想通貨関連の本質的で実用的なレポートの配信を目指している。伝統的な金融市場と仮想通貨市場の双方での知見を活かし、毎日の相場分析メモであるOTC Dailyや月間レポートなどで、最新の業界動向についてコンテンツを生み出している。
先月のビットコインは仮想通貨の時価総額全体に占める割合(ドミナンス)を50%近くまで回復したが、依然としてビットコインからイーサへのスマートマネー流出傾向は続いている。
以下のグラフは、ビットコインの「クジラ」(1000BTC以上を保有するウォレットと定義)とイーサリアムの「クジラ」(1万ETH以上を保有する外部ウォレットと定義)を比較したものだ。
ビットコインのクジラ(水色)とイーサリアムのクジラ(青) 出典:Kraken Intelligence
4月中旬以降、両者の数が逆転。ビットコインのドミナンスが回復した6月もビットコインのクジラの勢いは衰え続けている。6月には13カ月ぶりの低さとなる2137ウォレットまで減少した。
一方、イーサリアムのクジラは、6月に過去最高となる1208ウォレットを記録した後も同等の水準で推移している。
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