世界最大のビール会社、NFTを大規模展開──バドワイザーのIPからスタート

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2021-07-15 19:45:17
世界最大のビール会社、NFTを大規模展開──バドワイザーのIPからスタート

世界最大のビール会社、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(Anheuser-Busch InBev:ABインベブ)は、ノンファンジブル・トークン(NFT)を使った大規模なコンテンツ展開を計画している。同社グローバルブランド担当バイスプレジデント、リチャード・オピー(Richard Oppy)氏が米CoinDeskに語った。

同社はインターネット起業家のゲイリー・ヴェイナチャック(Gary Vaynerchuk)氏が設立した新会社「VaynerNFT」に投資するとオピー氏は述べた。

同氏によると、この取り組みは「長期的なビジネス」であり、提携によって、チケットから商品までABインベブのあらゆるものがNTFの素材となるという。

第1弾は、世界で最も価値あるビールブランド「バドワイザー(Budweiser)」の知的財産(IP)からスタートする。統計サイトのStatistaによると、同ブランドの価値は2020年、140億ドル(約1兆5000億円)にのぼるという。VaynerNFTにとっても、バドワイザーが初のクライアントになる。

バドワイザーのブランド力は、NFTに「参入する大きなチャンスになると考えた。これは単なる流行ではなく、将来、人々が考えるスポンサーシップのあり方を変えると考えている」(オピー氏)。

ベルギービールでの成功

ABインベブはすでに、ベルギービールの「ステラ アルトワ(Stella Artois)」でNFTに取り組み、成功を収めている。ここ数カ月、ステラ…

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