2021-07-16 12:46:47
若年層に投資リスクを警告
イギリスの金融行為規制機構(FCA)が、若年層に暗号資産(仮想通貨)の投資リスクに対する注意を喚起するため、1,100万ポンド(約17億円)をかけて、マーケティングキャンペーンを実施することがわかった。
Nikhil Rathi最高経営責任者が、FCAのオンラインセミナーにおけるスピーチで明らかにした。
FCAとは
FCA(Financial Conduct Authority)は、イギリスの金融規制機関。金融行動監視機構とも訳される。
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テクノロジーの急速な進歩により、消費者が簡単にアクセス可能な投資の選択肢が増えたが、新しい投資のプロモーションに関しては「適切な管理が不可欠だ」とRathi氏は強調した。
同氏は、FCAが先月発表した仮想通貨に関する消費者意識調査の結果を受け、「仮想通貨やその他のハイリスクな投資」に手を出す若年層(18歳~30歳)が急増していると指摘し、懸念を表明した。特にこの年齢層は、ソーシャルメディアの影響を受けやすく、「合理的ではなく感情的に行動し、投資を娯楽として捉える」傾向があると述べ、今年1月に社会問題にまで発展したゲームストップ株事件に言及した。
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さらにRathi氏は「仮想通貨に投資する人々は、全資金を失うことを覚悟すべきだ」と、投資リスクについて厳しい警告を発している。同様に、FCAの消費者・競争部門責任者であるSheldon Mills氏も、先月、仮想通貨関連の投資商品は規制されていないものが多いため、「全てのお金を失う覚悟が必要だ」と注意を換気していた。
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