2021-07-20 14:26:00
著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・銘柄毎の明暗分かれる
上図は、2021年初から執筆時点(7/19午後23:00時点)までの当社取り扱い銘柄の騰落率ランキングである。
上昇率1位はETC(イーサクラシック)、2位はETH(イーサリアム)となっている。
1位のETCに関してはグリーン・イーサリアム(ETCはアイコンがETHの緑色)と称され、ETHの安価な代替銘柄として物色され大躍進となり、ETHの約3.8倍の上昇率を記録した。
2位のETHは、DeFi(分散型金融)市場の拡大により需要が高まっていることや、マイニングによる環境負荷低減となる、ETH2.0へのアップデートを控えていることを背景にBTC(ビットコイン)を大きく上回る上昇率となった。
一方で下落率1位のXEM(ネム)と2位のMONA(モナーコイン)は、年初来マイナス水準で推移している。
特にXEMは年初来-30%超の下落率となっており、他銘柄に比べ圧倒的に弱い状況である。
今回は年初来ワーストパフォーマンスのXEMについて、現在の値動きと今後のシナリオについて考察してみる。