株式上場を目指す米サークル、ステーブルコインの裏付け準備金が焦点

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2021-07-20 06:00:00
株式上場を目指す米サークル、ステーブルコインの裏付け準備金が焦点

世界第2位のステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を手がける米サークルが今月、上場計画を発表した。CEOのジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)氏は、「市場で最も開かれ、最も透明性の高い、完全準備ステーブルコインの発行企業」になると宣言した。

そこに至る道のりは長い。

​​サークルは7月8日、国際金融グループ、バークレイズの元CEO、ボブ・ダイアモンド氏が率いる特別買収目的会社(SPAC)Concord Aquisitionとの合併を通じて、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場すると発表。合併後の時価総額は45億ドル(約4900億円)と見られる。

上場計画発表後、アレール氏は、非公開企業から上場企業へ変容することは「サークルがUSDCを中心に構築している事業について、そしてUSDCを裏づける準備金について、はるかに高い透明性を提供するためのチャンスを生む」とツイート。

3/6 As part of our transformation from private to public company, that also creates an opportunity for Circle to also provide significantly more transparency about the business we are building around USDC, and about the reserves that back USDC.— Jeremy Allaire (@jerallaire) 2021年7月8日

「2/6 大手企業や金融機関と私たちがパートナーを組み、世界中の人々がUSDCを使うようになるに連れて、上場企業になることは、企業としてさらに高い透明性を提供するのに不可欠なステップである」

「3/6…

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