元ソース<CyberZのNFT事業・前哨戦──渋谷ビットバレーがIPコンテンツでザワつく
2021-07-26 06:00:00
「渋谷ビットバレー」を形づくる東京・渋谷に本社を置くIT・インターネット企業が、ブロックチェーンを基盤技術にしたデジタルデータ「NFT(ノンファンジブル・トークン)」を利用した事業開発を急ピッチに進めている。
GMOインターネットグループがNFTの発行・取引を可能にするマーケットプレイスの開設準備を進めれば、サイバーエージェントの100%グループ子会社で、広告代理業とオンライン対戦ゲームのeスポーツ事業、IP(知的財産)マネタイズ事業を手がけるCyberZ(サイバーゼット)は、NFTの活用した事業を本格的に始める。
NFT:ノンファンジブル・トークン(非代替性トークン)はブロックチェーン上で発行・流通するデジタルデータで、アーティストのレアな作品や、アニメなどのIPコンテンツから作られる限定のコレクションアイテムが、他との代替が不可能な価値を持っていることを証明するもの。
渋谷のオフィスに約350人の社員が働くCyberZは、「ゲーム」、「アニメ」、「タレント(音楽)」の3領域を中心にNFT事業を開発していく。年内にはそれぞれの領域で、NFTを使った新たな商品を作り、ラインアップを増やしていく方針だ。CyberZの取締役で、NFT事業を統括する青村陽介氏がcoindesk JAPANのインタビューで明らかにした。
ゲーム、アニメ、タレントの3領域
CyberZのNFT事業・前哨戦──渋谷ビットバレーがIPコンテンツでザワつく