2021-07-26 15:00:51
「権力をゲーム会社からユーザーへ」
2018年設立のゲーム開発会社Gala Gamesは、ビデオゲームの広告として毎年使われている約4000億ドルの一部をプレイヤーへ帰属させることを目指すだけでなく、ブロックチェーン技術を活用したゲームアイテムの資産化に取り組む企業だ。
Gala GamesのCTOであるJason Brink氏は、「権力を大企業の手からゲーマーの元へと返すことにより、ゲームを根本的に変容させることができる」と述べる。彼らのチームにはゲーム業界の大手からベテランが集結しているのも特徴だ。
「世界最大かつ最も成功したゲームエコシステムの1つになる」という大きな野望を抱くGala Gamesの現状、そして今後のビジョンなどを紹介する。
Gala Gamesエコシステム
Gala Gamesは、Web3技術をベースに構築されており、プレイヤーが自分のゲーム体験を「所有」できるゲームプラットフォームを目指している。ブロックチェーン取引とプレイヤーが所有するNFTは、Gala Gamesエコシステムのゲーマーが、かつて体験したことのない自由度とコントロールをもたらすとのことだ。
Gala Gamesでは既に複数のゲームが運営されており、ゲーム中で得たアイテム等はブロックチェーン上で取引できるようになっている。それらのアイテムはERC-1155トークンとして発行され、仮想通貨を対価に売買することも可能となっている。
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先月6月に、Gala…
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