2021-07-28 09:23:32
チャマス・パリハピティヤ氏のVCなども参加
ソラナ基盤のステーブルコインDEX/AMMの『Saber』の開発を行うSaber Labsは、シード期ラウンドで約8.4億円(770万ドル)を調達したことがわかった。
自動マーケットメーカー(AMM)とは
Automated Market Maker:予めプログラムされた価格決定アルゴリズムにより、注文の約定が自動化されたマーケットメーカー。分散型取引所が急速に発展する基盤となった。
▶️仮想通貨用語集
Saberは、Solana(SOL)ブロックチェーン上で構築されるステーブルコイン中心の分散型取引所で、クロスチェーンやラッピングトークンなどへも対応。ガバナンストークンはSBRで、流動性マイニング等機能も利用可能だ。
今回調達ラウンドに参加しているのは、Virgin Galactic理事長を務める著名投資家チャマス・パリハピティヤ氏が率いるベンチャーキャピタルのSocial Capital、ソラナ財団、Multicoin Capital、Jump Capital。また、仮想通貨取引所FTXの運営マネージャーTristan Yver氏や、OKcoinJason Lau COOなどの個人もエンジェル投資家として参加している。
特筆すべきは、チャマス・パリハピティヤ氏のSocial Capitalによる出資だ。Social Capitalは仮想通貨業界ネイティブのVCではなく、シリコンバレーのテックVCだが、そのポートフォリオには、仮想通貨ブローカーSFOXや最大手仮想通貨投資企業デジタル・カレンシーグループ(DCG)などが含まれている。
今回の資金調達は、SBRのトークン販売ではなく、エクイティ(私募)による調達だ。Saber LabsのDylan Macalinao CEOはThe…
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