2021-08-04 14:45:38
ビットコインは3日、利益確定の動きが見られ、下げ幅を拡大した。当記事執筆時点、ビットコインは3万8000ドル前後で取引されている。アメリカと中国での規制懸念が続き、一部の投資家は様子見だ。
「1~2週間で50日移動平均線は3万4000ドル付近となって下落は終了し、その後、5万1000ドル付近に修正された目標を目指して4万2600ドルを突破する可能性が高い」とフェアリード・ストラテジーズのケイティ・ストックトン氏は2日、ニュースレターに記した。
最新価格
●ビットコイン (BTC):3万8077ドル、−3.08%
●イーサリアム(ETH):2468.5ドル、−4.88%
●S&P500:4423.3、+0.82%
●ゴールド:1810.4ドル、−0.13%
●10年物米国債:1.181%(2日:1.173%)
取引所からの移動
この1週間、暗号資産(仮想通貨)取引所から大量のビットコインが移動している。これは投資家がビットコインの売却よりも保有を好んでいることを示している可能性がある。
「取引所のネットポジションチェンジメトリックは、取引所に流入(緑)あるいは流出(赤)するビットコインを示している。今週は2020年11月に匹敵するきわめて大量のビットコインが取引所から流出した」(グラスノードのニュースレター)
【市場動向】ビットコイン、規制懸念を受けて続落