中国・北京の地下鉄、「デジタル人民元(e-CNY)」による決済を本格導入開始

仮想通貨



2021-08-05 12:24:35

デジタル人民元を決済手段として本格導入

中国の首都・北京の地下鉄で、テスト運用されていた「デジタル人民元(e-CNY)」が決済手段として正式に使えるようになった。

北京鉄道の発表によると、中国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタル人民元は、地下鉄24路線、428の駅で決済や、決済残高のチャージをする手段として選択できるようになった。

デジタル人民元(e-CNY)

Digital Currency/Electronic Payment(デジタル通貨/電子決済)の略称で、2014年より中国の中央銀行が開発しているCBDC。e-CNYやe-Yuanなどとも呼ばれる。2020年後半より、中国各地で大規模な実証実験を行なってきた。

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北京地下鉄は、6月末よりデジタル人民元決済の試験運用を行っていた。この試験では、乗客は中国工商銀行(ICBC)のアプリや、地下鉄アプリ「Yitongxing」を用いて決済を行っている。

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8月1日よりデジタル人民元は、「交通機関のカードへチャージする場合」「オンラインまたはオフラインで切符を購入する場合」「モバイルアプリを使用する場合」といったすべてのケースで使用できるようになった。北京地下鉄には1日約1,000万人の利用者がいるとされている。

北京の地下鉄駅内の切符販売タッチパネルでも、決済オプションとして、現金、WeChat…



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