米FRB理事、デジタルドル発行の必要性に異論唱える

仮想通貨



2021-08-06 10:35:31

デジタルドルの必要性に異議

米連邦準備制度理事会(FRB)のChristopher Waller(クリストファー・ウォラー)理事は、デジタルドル発行の必要性については懐疑的だとして議論を展開した。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタルドルが必要だとする理由は様々に挙げられているが、ウォラー理事はこれらに一つ一つ反論している。米シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所」のインタビューにおける発言だった。

CBDC(中央銀行デジタル通貨)

各国・地域の中央銀行が発行するデジタル化された通貨を指す。「Central Bank Digital Currency」の略。仮想通貨との大きな違いは、CBDCは法定通貨であること。通貨の管理や決済等においてコスト削減や効率性向上が期待できる一方で、個人情報やプライバシーの保護、セキュリティ対策、金融システムへの影響など考慮すべき課題は多い。

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ウォラー理事の主な論点

ウォラー理事の主な議論は以下の通りだ。

・決済システムの効率性向上について

CBDCにより、より効率的で広く使える決済システムが導入できるという議論があるが、現状すでに、ある民間銀行のユーザーは、国内外の他の銀行のユーザーに送金可能である。

また、決済スピード向上についても、近年商業銀行のグループやFRBが即時決済システムを開発しており、こうしたシステムは、特にCBDCを必要とはしていない。(FRB独自の即時決済サービス「Fed…



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