2021-08-07 14:30:28
相互運用性向上を目指すネットワーク
ブロックチェーン技術は日々進化を続けていますが、相互運用性(Interoperability)の欠如が、より広いユーザー層への普及における課題のひとつだと考えられています。現在のブロックチェーン領域は、初期のインターネットのように、異なるエコシステムに分割されており、各エコシステムの連携が難しくなっています。このような相互運用性の課題解決に取り組んでいるプロジェクトのひとつが、中国発のNervos Network(ネルボス・ネットワーク、以下ネルボス)です。
ネルボスは20年夏に、イーサリアムやテゾスなど5つのパブリックチェーンと共に、中国の国家ブロックチェーン・インフラプロジェクト「BSN(Blockchain-Based Services Network)」に統合されたことで、話題となりました。また、イーサリアム財団の元開発者など、業界の著名組織で経験を持つ人々が、開発チームに名を連ねていることでも知られています。
本記事では、ネルボスの仕組みやユースケース、トークンの特徴などを解説します。
目次
概要
基本構造
ユースケース
CKBトークン
関連組織・パートナー
1. 概要
ネルボスとは
ネルボスとは、相互運用性に特化したブロックチェーン・エコシステムです。インターネットが誰でも利用できるのと同様に、異なるブロックチェーン同士でもシームレスに連携可能なパブリック・ネットワークを構成する、オープンソースのプロトコル集合体となっています。類似プロジェクトには、ポルカドットなどがあります。
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