名門クラブが続々参入 「チリーズやフィナンシェ活用」ファントークンの発行事例まとめ

仮想通貨



2021-08-09 12:24:33

普及進むファントークン

国内外で、暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン技術を活用したスポーツを中心とした「ファントークン」発行の動きが加速している。

ファントークンは、スポーツチームなどがチーム運営やファンとの関わりを強化することなどを目的に独自に発行するトークンのこと。

ブロックチェーン上で発行され、チーム運営などに関わる投票や、各種企画に参加する「権利」として販売され、チームの新たな資金調達手段として機能するほか、トークン購入を通じて応援するサポーターとの持続的な関係性の構築に繋げることができるとして、世界中で普及しつつある。

トークン発行・売買のプラットフォームとして代表的な例として、チリーズ(chiliz)が提供するファン投票や報酬付与のプラットフォームアプリ「Socios.com」や公式ファントークンを取引できる仮想通貨取引所「Chiliz Exchange」、そしてブロックチェーン活用のトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が挙げられる。

本記事では、こうしたプラットフォームを利用してファントークンを発行したスポーツチームのなかで、代表的な事例を各種スポーツごとにまとめた。また、クラブトークン発行により得た資金の使途は様々であるが、それぞれのケースでどのように活用されているかも併せて紹介する。

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