米テザー社がUSDTの準備資産内訳を公開、短期国債の割り当て増加

仮想通貨



2021-08-10 14:31:33

より詳細な内容を報告

ステーブルコインUSDTを発行する米テザー社が、6月30日時点における準備資産の内訳を公開した。今回は2回目の報告書となるが、前回(3月31日付)の報告書よりも、保有資産の格付けなど、さらに詳細な内容が記されている。

テザー(USDT)とは

テザーとは、テザー社の発行する、米ドルの価値に1:1で裏付けられたステーブルコインのこと。2015年に発行が開始され、数あるステーブルコインの中で最も規模が大きい。

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テザー社は「透明性に関する継続的努力の一環」として、四半期ごとに内訳を公開するとしている。この情報公開のh背景には、同社と暗号資産(仮想通貨)取引所のBifinexが、不正融資疑惑を巡る訴訟で、今年2月に1,850万ドル(約20億円)を支払うことで、米ニューヨーク司法当局(NYAG)と和解に至った経緯がある。

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資産配分の変化

今回の報告書では、628億ドル(約7.5兆円)の準備資産の85%が「現金及び現金同等物、その他の短期預金、コマーシャルペーパー」で保有されている。このカテゴリーの資産は前回より9.15%増加。また、デジタルトークンを含むその他の資産の割合は、1.64%から3%に増加した。

一方、「社債、ファンド、貴金属」の割合は9.96%から8%に減少し、担保貸付金に至っては12.55%から4%へと大幅に減少している。



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