8月12日 ビットコイン価格テクニカル分析【Zaifフィスコ仮想通貨ニュース】

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8月12日 ビットコイン価格テクニカル分析【Zaifフィスコ仮想通貨ニュース】

2021-08-12 14:47:00
8月12日 ビットコイン価格テクニカル分析【Zaifフィスコ仮想通貨ニュース】

著者 中村 孝也(なかむら たかや)Fisco 取締役(情報配信事業本部長・アナリスト)
日興證券(現SMBC日興証券)より2000年にフィスコへ。現在、フィスコの情報配信サービス事業の担当取締役。2000年代前半の新規上場(IPO)ブームの際には、IPO担当として1,000社を超える企業の調査・分析を手がけた。Zaifの親会社であるZaifホールディングスの取締役でもある。


(出典:Zaif「ビットコイン/円」)

ビットコイン テクニカル

ビットコインの週足チャートは410万円程度の「支持線1」と510万円程度の「抵抗線A」の倍返し610万円を明確に突破、4月に704.4万円まで上昇した。上値めどはボックス倍返しで710万円程度、2月安値455万円を起点とした100%上昇で910万円などであった。
なお、赤丸の箇所2020年8月、同11月末から12月初旬、2021年1月の調整と、その後の上昇時において、ビットコイン価格は100%を上回る上昇率を達成している。約410万円と「抵抗線A」の約510万円の倍返し約610万円は、直近調整後の安値300万円からの上昇率で100%強であった。今回は910万円を達成できなかったことで、従来のパターンが崩れた格好ともなった。
6月に321万円まで調整した後、戻りを試しており、ボックス上限510万円近辺の攻防に至っている。ただし、足もとでは戻りが急激であり、チャート形状もV字の形が窮屈にも見える。日柄の調整を挟むことが必要な状況かもしれない。

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