仮想通貨企業への投資額が過去最高に 21年上半期時点で前年比2倍超

仮想通貨



2021-08-13 12:41:08

活発化する仮想通貨投資

世界四大会計事務所の一角であるKPMGは、フィンテック分野に対する2021年上半期の投資動向をまとめた最新報告書を公開。ブロックチェーンおよび暗号資産(仮想通貨)に対する投資家の関心が急激に高まり、今年のトップトレンドの一つとなっていると伝えた。

「劇的にヒートアップ」したという仮想通貨・ブロックチェーン分野への年初来投資総額は、すでに87億ドル(約9,605億円)に到達。すでに昨年の年間投資総額である43億ドル(約4,700億円)の2倍以上と達しているだけではなく、過去最高だった2018年の72億ドル(約8,000億円)も超えている。

ベンチャーキャピタル、プライベートエクイティおよびM&Aなどの投資件数をみると、2018年は年間887件、2020年は年間580件であったが、今年は上半期だけで、548件の投資活動が行われたという。

投資家層の広がり

投資額が急増した大きな要因は、大規模な機関投資家の参入にあるとKPMGは指摘。仮想通貨・ブロックチェーン分野の成熟に伴い、投資家の当該分野へに対する理解も深まっているという。

例えば、仮想通貨のカストディ・保管からサービスプロバイダーの競争力や成熟度など、実際の運用や手続きの面まで、投資家は、よく理解していると同事務所は述べている。

特に活発な動きを見せたのがベンチャーキャピタルで、数々の企業が1億ドル(110億円)以上の資金調達ラウンドを実施。主な事例として、以下の企業の資金調達を紹介した。

BlockFi:3.5億ドル(387億円)
Paxos:3億ドル(331億円)
Blockchain.com:3億ドル(331億円)



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