節目の半値戻しをクリア、ビットコイン上昇の背景【仮想通貨相場】
2021-08-16 08:30:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
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46,800ドル突破
週末のBTC相場は堅調な展開。月曜日から4月14日と6月22日の半値戻し46,800ドル(約515万円)を何度もトライするも跳ね返されていたが、金曜日に44,000ドル割れでサポートされると、土曜日に上抜けに成功。達成感もあり一旦46,000ドル割れに値を下げたが、足元では47,000ドル(約520万円)まで上伸している。BTCは44,000ドル割れでサポートされると、米上院で暗号規制修正に失敗しインフラ法案が次に議論される米下院でアンナ・エシュー民主党議員がペロシ議長に法案の修正を迫ったことやメキシコの大富豪が傘下の銀行での暗号資産取扱に意欲を示したこと、ジャック・ドーシー氏がライトニングネットワークを利用したTwitterでのBTC決済に意欲を示したことで上昇に転じ、米財務省が暗号規制ガイドラインを作成し規制範囲を限定する動きをBloombergが報じると遂に46,800ドルを上抜けした。それまで弱気だったJPモルガンのストラテジストが強気に転じた影響を指摘する声もあった。しかし48,000ドルにワンタッチしたところで達成感やXRPBTCの急騰もあり上値を抑えられたが、足元ではCMEのBTC先物開始とともに47,000ドルに値を戻している。
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