2021-08-17 07:20:19
ツイッターの分散化へ
分散型のSNSプラットフォームを構築する「Bluesky」は、プロジェクトのリーダーにJay Graber氏を任命した。
Blueskyは米ツイッター社が主導しているイニシアチブ。任命の発表に合わせてツイッター社のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)もコメントし、「ツイッターやソーシャルメディアの分散化にまた一歩近づいた」とGraber氏を歓迎した。ドーシー氏は「今後は取り組みをさらに加速する」としている。
ジェイがリードします @青空!
Twitterとソーシャルメディアの分散化に向けたもう1つのステップ。
これで、コードを介してはるかに高速に移動できます。 https://t.co/9RLR4Je8GE
—jack⚡️(@jack) 2021年8月16日
中央集権的な企業が管理する従来のSNSとは異なり、Blueskyは、非中央集権的なSNS実装を目指す非営利団体が開発を行なっている。ツイッター社は2019年、Blueskyへの出資を表明した。
Buleskyのミッションは、「オープンで分散化されたコミュニケーションのための技術を開発し、普及させること」だ。SNSのユーザーが、自身の体験をコントロールできるようなプラットフォームの開発に取り組んでいる。
「LinkedIn」のプロフィールによると、Jay Graber氏は暗号資産(仮想通貨)Zcash(ZEC)のソフトウェアエンジニアとして勤務した経歴を持つ。
Zcashとは
「ゼロ知識証明」という技術を活用して、第三者が取引内容を見ることができないようにすることが可能な仮想通貨。匿名性が高いことが特徴の1つである。
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