2021-04-12 06:00:00
米CoinDesk Researchの「Quarterly Review 2021」(2021年四半期レビュー)は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ステーブルコイン、ノンファンジブル・トークン(NFT)、DeFi(分散型金融)などに焦点をあて、暗号資産(仮想通貨)市場を牽引するトレンドを考察している。
昨年10月~12月期の成長は、市場に積極参入してきた機関投資家が牽引したが、今年1月~3月期は状況が微妙に変化した。機関投資家の動きは減速しているようだが、依然として重要な存在であり、複数の重要指標は少なくとも今後数カ月間はこの動きが継続することを示している。
指標はまた、個人投資家の関心が高まり、新たな資金の流れや投資パターンが生まれていることを示した。
詳しく見ていこう。
ビットコインの時価総額
出典 : CoinDesk Researchビットコインの時価総額は1兆ドル(約110兆円)を超えた。市場規模としての1兆ドルは強い心理水準である。機関投資家は2020年よりもビットコインの検討にリソースを費やす傾向にある。
機関投資家の取引高
出典 : Skewだが、機関投資家のビットコイン投資は大規模と言えるほどではない。機関投資家向け暗号資産取引所(LMAX、コインベースなど)の取引高の伸びは鈍化し、多くの取引所では取引高は減少した。
先物取引の建玉
出典 : Skewビットコイン先物の取引高はほぼ横ばいとなり、ときに急上昇した。だが建玉(未決済の契約総数)は上昇を続けている。これは(投資ではなく)トレーディングが活発化しているサインと見ることができる。
CMEの建玉
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