2021-08-23 20:56:56
VisaがNFT購入
決済大手Visa社が先週18日、人気NFT(非代替性トークン)のCryptoPunks #7610を1650万円(15万ドル)相当で購入していたことが新たに判明した。NFTに対する期待の高まりを象徴する代表的な作品を購入することで、NFT領域への参入を示すとしている。
CryptoPunksの発行元であるLarva Labsの取引履歴によれば、Visa社は先週18日、CryptoPunkのデジタルアセットを49.5ETH(1650万円相当)で購入した。厳密にはVisa社は仮想通貨現物を取り扱わず、仮想通貨カストディ銀行Anchorageがトランザクションを代行、NFTのカストディとして保管を担当する。
CryptoPunksとは
Larva Labsが発行する人気NFTシリーズ。発行数は10,000で限られており、全ての個体が独特の異なる外見を持つ。イーサリアムブロックチェーン上で所有権の証明を行う。
▶️仮想通貨用語集
また、NFT購入の発表に合わせてVisa社は23日、NFTに関する公式ブログ記事とホワイトペーパーを公開。ブログ記事ではVisa社のクリプト部門の責任者であるCuy Sheffield氏が自社のNFTに対する事業展開と、自身の所感を明らかにした。
Sheffield氏は、NFTが「画像、ビデオ、テキストなどのデジタル資産の所有権を表す方法」であると定義。インターネットの台頭以来、大半のファイルが無限にコピーやペースト、そして共有が可能だったため、デジタルプロパティの所有権を主張する方法がなかったが、「NFTは、デジタルメディアの出所、真正性、所有権を証明するために使用できる」と説明した。
また、仮想通貨同様、パブリックブロックチェーン上で追跡、取引できるという共通点があるとしつつ、NFTは
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