2021-09-01 08:50:32
中国の交通銀行(Bocom)と中国建設銀行は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)、いわゆる「デジタル人民元」を投資ファンドや保険の購入に利用する方法について協議している。英字新聞のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)が31日伝えた。
この協議により、デジタル人民元は当初想定されていた日常の低額決済以外の用途に使用される可能性がある。
投資については、中国建設銀行はShanghai Tiantian Fund Distributionと提携していると、同紙は同行の決算報告を引用して伝えた。eコマース大手のJC.comも加わっている。
また同紙によると、交通銀行は保険などでのデジタル人民元の活用を検討していると、同行は27日の決算報告会で述べたという。同行はパートナー企業については述べていない。
現在、デジタル人民元は地下鉄の運賃や建設業界の賃金の支払いに使われている。また来年、北京で開催される冬季オリンピックで使用される予定だ。
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