SBIHD傘下の暗号資産交換業者、SBI VCトレードとTAOTAOが合併へ 

仮想通貨



2021-09-01 15:52:33

TAOTAOとSBI VCトレードが合併

SBIホールディングスの100%子会社であるTaoTao株式会社とSBI VCトレード株式会社は1日、取締役会において、2021年12月1日(予定)に合併することを決議したと発表した。これにより、TaoTao株式会社を存続会社とする吸収合併が行われる。

なお、各社が提供する暗号資産(仮想通貨)取引所TAOTAOおよびSBI VCトレードは、合併後も継続してサービスを提供し、現在口座を保有する会社が提供する取引サービスは継続して利用可能としている。

合併の目的

両社の合併の目的について、プレスリリースで以下のように説明している。

このたび両社は、成長著しい暗号資産分野におけるグループ内経営資源を集中させることで、当該事業をより効率的に運営できる管理体制や、財務基盤の強化を図るとともに、暗号資産現物・OTCデリバティブを併せ持ったフルラインナップサービスを効果的に提供可能な体制の構築を進めるべく、合併を行うことを決定いたしました。

合併により業務効率化や収益力強化を推進し、両社の知見やノウハウを最大限活用することにより顧客の利便性向上や新たなサービスの提供に努めるとした。

ここで言及されている「フルラインナップサービス」の詳細については、明らかにされていない。

OTCデリバティブとは

OTCデリバティブとは、各種取引所を介さずに証券会社などの金融機関との相対で取引される金融派生商品のこと。例として、有価証券や先物取引、オプション取引などが挙げられる。

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