元ソース<NFT、DeFiの担保として使えるか
2021-09-06 17:00:10
ノンファンジブル・トークン(NFT)が新しい技術として、どれほど興味深いものだとしても、暗号資産としての最大のメリットは、規制の観点において有価証券とは見なされないことだ。つまり、人気のオープンシー(OpenSea)のようなマーケットプレイスは、認可取得のための手間や負担とは無関係だ。
このハードルの低さが、いまのNFTブームを支える大きな構造的要因であることは間違いない。
そして金融化は、特に暗号資産において強力な魅力を持っている。すでに配当やガバナンス権のようなものを加えることで、設計レベルで有価証券化しているNFTもある。
また、基盤となるプログラムは暗号資産の構造と大きく変わらないため、シンプルな画像のNFTであっても複雑な金融商品に組み込むことは簡単。高価なNFTはすでに「分割化」、つまり投資家に販売するために手頃なサイズに分割されており、そのプロセスは米証券取引委員会(SEC)によって監督されている。
DeFiの担保としてNFTを利用
理論的にはDeFi(分散型金融)などで融資の担保としても利用できるが、そのためには技術的な問題がある。ローンの担保としてNFTを利用するには担保価値を明確にする必要があるが、現在のNFT市場は非常に変動が大きい。
「単一資産のみの市場では、価格の透明性と価格発見はきわめて困難」とトークン化株式を手がけるDeFiプロジェクト、Swarm Marketsの共同創業者フィリップ・ピーパー(Philipp…
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