英FCA長官、仮想通貨の規制を語る

仮想通貨



2021-09-07 07:30:14

仮想通貨の規制について講演

英金融行動監視機構(FCA)のチャールズ・ランデル長官は6日、講演で暗号資産(仮想通貨)の規制について語った。

不正な広告や宣伝に対して対策を行うには法規制が必要であるとした上で、投機的な資産はFCAによって規制されておらず、大きな損失を被っても金融サービスの補償制度で保護されないと注意を呼びかけている。一方で、有益な技術はサポートする必要があるとした。

FCAとは

英国の金融規制機関。2020年1月10日から、英国ではFCAが仮想通貨企業の監督機関になった。

▶️仮想通貨用語集

ランデル氏の今回の講演のテーマは「経済犯罪」について。講演の原稿も公開されており、ほぼ全て仮想通貨に関する内容となっている。今回強調したのが上述した内容だ。

不正な広告や宣伝については、モデルや女優としても活躍するソーシャライトのキム・カーダシアン氏がお金をもらった上で、インスタグラムの2.5億人のフォロワーに対して、イーサリアムマックス(EthereumMax)のコミュニティへ参加して投資するよう呼びかけた事例に言及。「これは歴史上、最も大きな金融関連の宣伝になったかもしれない」との見方を示した。

そして、インスタグラムの規則に従い、カーダシアン氏は「これは広告である」と説明していたが、



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