元ソース<イーサリアムが好調な理由──デフレ資産としての可能性【Krakenリサーチ】
2021-09-07 15:00:27
ビットコインが5万ドル付近をうろついている間、イーサリアム(ETH)は5月につけた過去最高値の更新に向けて順調にプラスを積み重ねている。背景にあるのは、8月5日に行われた大型アップグレード「ロンドン」だ。
バーン(償却)されたイーサリアムが思った以上に多く、需給逼迫要因になっていると考えられる。
EIP-1559の効果抜群
取引コストの高騰が問題となっていたイーサリアムにおいて、ロンドンの中でも手数料システムの改善や供給量にデフレ圧力をもたらす改善案「 EIP-1559」がとりわけ注目されている。そして、実際EIP-1559はマーケットにも大きな効果をもたらしたようだ。
EIP-1559のモデルでは、「基本手数料(base fee)」という概念を導入し、取引の優先度を上げるために基本手数料とは別にマイナーに「チップ(Tip)」を支払う選択肢を与えることにした。肝は、基本手数料の部分はマイナーには支払われず、バーン(焼却)されることになるという点だ。
この結果、実に8月に15万5000ETH(約600億円)がバーンされた。これは、ETHの新規発行額の43%に当たる量だった。
(出典:Kraken Intelligence「EIP-1559とETH発行額」)また、ETHをバーンしたトップ10プロジェクトを見てみると、49%がNFT(ノンファンジブル・トークン)プロジェクトだったことが分かる。8月は第2次NFTブームと呼んで良いほどのNFTの盛り上がりがあったことから、当然の結果と言えるだろう。
(出典:Kraken…
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