急落後の仮想通貨市場に警戒感、最高値更新のSOLはXRPを超え時価総額6位に

仮想通貨



2021-09-09 12:14:53

ビットコイン相場と金融マーケット

9日の暗号資産(仮想通貨)市場。
ビットコイン価格は、前日比-3.32%の506万円と軟調な値動きとなった。様子見基調で反発後の買いが続かず、警戒感が燻っている。

7日深夜帯〜8日にかけて起きたビットコインなど仮想通貨市場暴落に伴い大規模なロスカット(強制清算)が発生した。

関連:仮想通貨市場で大規模ロスカット発生 ビットコイン一時1万ドル幅の暴落

FTXの親会社アルメダ・リサーチ(Alameda Research)のクオンツトレーダーであるSam Trabucco(@AlamedaTrabucco)氏は、
先物市場でバイナンスのOI(未決済建玉)が急速に膨らんでいた点を指摘。「先物市場における現物市場との上方乖離とOI上昇が、過剰なレバレッジポジションの一掃をもたらした。いつものことだ。」と見解を示した。

設定は毎回同じです。

–先物は非常に高いプレミアムにあります->これは積極的な購入を示唆しています
– OIが上昇している->これは、バイヤーがポジションをオープンしていることを示唆しています
–数が増える->これは*ネット*購入があることを意味します

— Sam Trabucco(@AlamedaTrabucco) 2021年9月8日

このようなデリバティブ(金融派生商品)市場の過熱感を発端とする相場の急落・調整(是正)局面は、2021年以降の強気相場でも、1月10〜11日、2月22〜23日、3月15日、4月18日、5月12日(①〜⑤)と、少なくとも5度に渡って発生している。

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