2021-09-16 06:35:45
9月3回目の銘柄新規上場
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースProは16日に、2銘柄の新規上場を発表した。今月3回目の新規上場イベントとなる。
新たに取り扱う対象は、Braintrust(BTRST)とHorizen(ZEN)。BTRSTのほうはすでに取引が開始しており、ZENは9日(9:00PT時間)以降取引が始まる予定だ。
取引ペアは、BTRST-USD、BTRST-USDT、BTRST-EUR、BTRST-GBP、BTRST-BTC;ZEN-USD、ZEN-BTC、ZEN-USDTとして提供される。
Braintrust(BTRST)はイーサリアム基盤のトークンで、分散型タレントネットワークのガバナンストークンだ。
そして、Horizen(ZEN)はプライバシー重視のdAppsにおけるブロックチェーンエコシステムで、ZENはネットワークのネイティブアセットとして使われている。
デリバティブ提供に向けて申請
また、米コインベースは16日、デリバティブ取引を提供するために、全米先物協会(NFA)に、「商品取引員」として登録する申請を提出したことを明かした。
本日、CoinbaseはFCM→先物委員会加盟店として登録するためにNFAに申請を提出しました。
これは、当社のサービスを拡大し、当社のプラットフォームで先物およびデリバティブ取引を提供するための次のステップです。
👉目標:暗号経済をさらに成長させます。
—コインベース(@coinbase) 2021年9月15日
全米先物協会は米国の先物業界における自主規制機関で、CFTC(商品先物取引委員会)の指定で先物業者の登録業務を行う組織となっている。
コインベースはSNSの発表で、「今回の申請は、今後先物とデリバティブ取引のオファーリングにおけるステップだ」と説明した。昨年11月、CFTCのガイダンスに沿って証拠金取引の提供を停止したが、上場企業となって再びデリバティブの提供を試みる格好だ。
著者:菊谷ルイス
参照する:コインベース1 、 コインベース2
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