多くの機関投資家がデジタル資産を保有=米金融大手フィデリティ調査

仮想通貨



2021-09-17 14:25:48

機関投資家の投資状況調査

米金融大手フィデリティの暗号資産(仮想通貨)事業部門、フィデリティ・デジタルアセット(FDA)は、世界の機関投資家1,100人からの回答をまとめた最新の調査結果を発表した。

調査の対象となったのは、富裕層投資家、ファイナンシャルアドバイザー、ファミリーオフィス、ヘッジファンド(伝統的なファンド、仮想通貨およびベンチャーファンド)に加え、大学基金、年金基金などの機関投資家。地域別に見ると、回答した投資家の分布は米国(37%)、ヨーロッパ(36%)、アジア(27%)となっている。

調査は2020年12月から2021年4月の間に、オンラインおよび電話によるインタビュー形式で行われたという。

調査分野は、現在の仮想通貨投資状況と投資手段、仮想通貨に対する認識、投資の魅力、ポートフォリオ構成、投資商品など多岐にわたる。地域差はあるものの、結果的に世界的な傾向としてデジタル資産の受け入れが進み、投資意欲が高まっていることが示された。

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