2021-09-18 12:29:27
App Storeのアプリで被害
暗号資産(仮想通貨)XRPの保有者は、App Storeの「悪意のあるアプリ」によって損害を被ったとして、米IT大手Appleに対し集団訴訟を起こしたことが判明した。
9月16日、米メリーランド州の連邦地方裁判所に提出された訴状によると、原告のHadona Diep氏は、App Storeが認可した仮想通貨ウォレットアプリが、フィッシング詐欺の道具として使われていたと主張。ハッキング被害を招いたアプリを認可したApple社の責任を問うている。同氏はさらに、Apple社が同アプリによる犯罪行為を認識していたにもかかわらず、リストから削除せず、ユーザーに通知することも怠ったと訴えている。
フィッシング詐欺とは
フィッシング詐欺とは、偽サイトに誘導するなどして利用者を騙し、認証情報や個人情報を詐取するサイバー犯罪のこと。
▶️仮想通貨用語集
被害の経緯
問題となっているのは「Toast Plus」という仮想通貨ウォレット。原告は、2020年3月にApp Storeから同アプリを自身のiPhoneにダウンロードしたが、ロゴが「ほぼ同一」であったため、「Toast Plus」は信頼されている「Toast Wallet」のバージョンだと認識したという。また、App Storeに関しては、「厳格な審査」を経たアプリのみを掲載していると考えていたため、アプリの安全性を疑うことは無かったようだ。
Diep氏は今年3月、それまで保管していた他のウォレットから、約474XRPをToast Plusに送金した。投資として保有する予定であったため、8月まで新たなウォレットの内容を確認することはなかったという。
しかし、Toast…
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