ステーブルコインは「カジノのポーカーチップのようなものだ」=SECのゲンスラー委員長
2021-09-22 08:36:37
米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長は、ステーブルコインは「カジノでのポーカーチップ」のようなものだと指摘し、仮想通貨の世界が西部開拓時代(ワイルドウェスト)のようだと主張している。
ゲンスラー氏は21日にワシントンポストのインタビューに応え、仮想通貨分野のほとんどのプロジェクトはSECの規制範囲に該当する証券を扱っていると指摘。同氏はSECや米商品先物取引委員会(CFTC)の権限は「堅牢」であるがその権限にギャップはあると説明した。特に「投資契約の属性を持っている可能性がある」ステーブルコインが大きな問題だと述べている。
「現在、ステーブルコインはカジノでのポーカーチップのように機能している」とゲンスラー氏は述べている。「このワイルドウェストにはたくさんのカジノがあり、ステーブルコインはこのカジノでのポーカーチップだ」。
ゲンスラー氏は、SECとCFTCの両方がステーブルコインの規制と執行の調整において「議会と協力することが助けになるだろう」とも話している。
「これらの事件が増え続け、問題が発生することを懸念している。レンディングプラットフォームや取引プラットフォームで問題が発生するだろう。素直に言って、そうなれば、多くの人が怪我をすることになると思う」
今回のゲンスラー氏の発言は、米国の大手取引所コインベースが仮想通貨レンディングプログラムの計画を
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