2021-09-24 19:29:59
中国が取り締まり強化
中国人民銀行(PBOC)は24日、仮想通貨のマイニングと取引の規制について新たな警告を発した。同国内で中国人民元や米ドルなどの法定通貨と暗号資産を交換したり暗号資産自体を交換できるすべてのサービスが、違法行為として扱われると強調している。
声明文は、地方自治体に対して「禁止事項」として暗号資産関連活動の包括的なリストを提供し、それらを取り締まるように命じたものだ。
具体的には、仮想通貨取引及び注文の照合、トークンの発行、デリバティブサービスは固く禁じられていると指摘。「国内居住者にサービスを提供する海外の仮想通貨取引所も違法な金融活動と見なす」と伝えた。
ブロック報道によれば、Huobi、OKEx、Binanceで利用可能なOTC(店頭)取引サービスを含め対象となる可能性があり、中国居住者をサービスにアクセスできるようにしている海外取引所も該当し得る。
これに伴い、ビットコイン(BTC)価格は2500ドルほど急落している。
中国有識者のSonny Wang氏によれば、中国発展改革委員会は、中国政府で最も権力を持つ機関の一つ。同国内で残存するマイニング事業者についても黙認せず、断固たる姿勢を示した可能性を示唆しているという。
【速報】
中国中央銀行が改めて仮想通貨の取引と支払い手段としての役割について警告。
中国発展改革委員会(中国政府最も権力を持つ機関の一つ)が改めて仮想通貨のマイニングについて警告、各地でいまだに隠してやってる業者を徹底的に取り締まりすると指示。#Bitcoin pic.twitter.com/pBfEcrV3Y9
— Sonny Wang|Links株式会社 (@LinksSonny) 2021年9月24日
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