元ソース<イーサリアム開発者、有罪を認める──2019年に北朝鮮のカンファレンスで講演
2021-09-28 16:30:00
イーサリアム(ETH)開発者のバージル・グリフィス(Virgil Griffith)氏は27日、国際緊急経済権限法違反を認めた。
同氏は北朝鮮が2019年4月に開催したカンファレンスに出席し、暗号資産(仮想通貨)とブロックチェーンについてのプレゼンテーションを行ったことで起訴されていた。判決は2022年1月の予定で、5年3カ月〜6年6カ月の懲役が課せられる可能性がある。
グリフィス氏は2020年に保釈されていたが、現在は保釈条件を破ろうとした疑いで収監されている。
国際緊急経済権限法(IEEPA)違反
グリフィス氏はアメリカ人によるサービス輸出をはじめ、北朝鮮での取引や経済活動を禁じた複数の大統領令に違反した罪に問われていた。
罪状の焦点は、グリフィス氏が北朝鮮のカンファレンスで行ったプレゼンテーション。プレゼンテーションの詳細は公表されていないが、ある弁護士は資料の多くはすでに公開されている可能性があると指摘した。
検察とグリフィス氏の弁護人の間のやり取りは2年に及んだ。公表されている資料によると、弁護人は繰り返し、起訴内容の明確化を求めたという。
グリフィス氏が有罪を認めたことは少なからず驚きを与えた。検察と弁護人は裁判の準備を進め、27日朝、陪審員が確定したところだった。
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