2021-09-30 18:18:17
米議員ら、パウエル議長に書簡
暗号資産(仮想通貨)擁護派のトム・エマー議員をはじめとする米議員7名は28日、米FRB(連邦準備制度理事会)のジェローム・パウエル議長宛てに書簡を提出。米政府が発行を検討するCBDC(中銀デジタル通貨)や、仮想通貨規制の現状に関する見解を示すよう求めた。
書簡を提出したのは、超党派の米国連邦議員7名。ブロックチェーン党員集会に所属する共和党派トム・エマーやダレン・ソト議員のほか、民主党のロー・カナ議員やテッド・バッド議員らも署名した。カナ議員は、8月下旬にも仮想通貨関連の市場調査を任命する法案を提出した経緯がある。
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ブロックチェーン党員集会とは
第114回米国連邦議会で発足した超党派の党員グループ。ブロックチェーン・仮想通貨業界の将来性を評価し、黎明期のインターネットと同様に傍観主義的な規制のアプローチを推し進めている。
▶️仮想通貨用語集
書簡の内容
書簡では、米国政府によるデジタル・ドル(CBDC)発行に関する既存の仮想通貨規制や、米国におけるイノベーションへの悪影響に懸念を示し、以下の4点について見解を示すよう求め、回答期限は「2021年10月15日」までとしている。
米国の金融イノベーションにおける優位性を保つため、どのようにして関係省庁と連携するのか
FRBは地方の連銀などとどのように連携し、仮想通貨カストディを望む銀行に規制の明確性を提示しているのか
デジタル・ドルに関する研究成果の発表時期は。FRBは、民間の送金ネットワークを保全する重要性について言及する予定はあるのか
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