スイスのデジタル資産銀行SEBA、機関投資家向けカストディのライセンス獲得
2021-09-30 12:52:37
スイスを拠点とするデジタル資産にフォーカスした金融機関であるSEBAバンクAGは、機関投資家向けのカストディサービスを提供するためのライセンスであるCISAをスイスの規制当局から付与された。
SEBAの発表によると、SEBAはスイスで初めてのカストディアンのライセンスを持つデジタル資産中心の銀行となった。この承認により、集団投資スキームのカストディアン銀行として機能することができ、仮想通貨市場の顧客により大きな投資機会を提供することができる。
2018年に設立されたSEBAは、デジタル資産に特化した形の銀行を目指す企業として注目を集めた。設立から1年経った2019年8月には、スイスの規制当局から銀行と証券会社のライセンスを取得。SEBAウォレットアプリを展開し、ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）、ステラ（XLM）、ライトコイン（LTC）、イーサリアム・クラシック（ETC）をサポートした。
SEBAのグイド・ビューラーCEOは、今回の新しいライセンス取得によって欧州でのビジネス展開に有利になると語っている。
「新しいCISAライセンスにより、SEBAバンクは、機関投資家向けデジタル資産分野での先駆的な役割を継続する。CISAライセンスを持つSEBAバンクを通じて、資産運用会社は暗号資産やほかのデジタル資産を基盤とする戦略をより多くのユーザーに提供できるようになる」
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