2021-10-11 15:12:25
マイニング禁止の余波
大手暗号資産(仮想通貨)マイニング機器メーカーBitmain社は10日、中国の仮想通貨禁止令を遵守するため、中国本土へのマイニング機器の出荷を停止すると正式に発表した。同社の中国における販売停止計画は先月末から消息筋の話として報道されていた。
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今回の措置は中国本土にのみ適用され、海外の顧客には影響を及ぼさないとBitmain社は説明。香港も対象から除外される見込みだ。
直近の中国政府の動きとしては、国家発展改革委員会(NDRC)と商務省が8日、投資が禁止・制限される産業を掲載した「拒否リスト」の草案に、仮想通貨のマイニング産業を追加したことを表明。同委員会は14日までパブリックコメントを受け付けているが、草案の可決後はリストに掲載された産業への国内外からの投資が禁止される。
中国のマイニング産業
中国では5月下旬、国務院の金融安定発展委員会は政府の方針として、ビットコインのマイニングおよび取引の取り締まり強化を発表。その後、内モンゴル自治区、雲南省、四川省などが相次いで、マイニング業者に対し業務停止を勧告するなど、厳しい措置が取られるようになった。
このような政府の措置を受け、大手クラウドマイニング企業BitDeer、Mars Cloud MineやHuobi Poolが5月中に中国ユーザーにサービス提供を中止。大量の中国人マイナーの国外流出やマイニング企業の海外移転が開始していた。
先月の仮想通貨禁止令発令後、この流れはイーサリアム(ETH)のマイニングプールでも加速化。大手マイニングプールSparkpoolは中国と海外両方でサービスを終了すると、ETHの 。 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら マイニング大手Bitmain、中国への採掘機器出荷を停止