米NY州司法長官、仮想通貨貸付2社に営業停止命令

仮想通貨



2021-10-19 12:44:37

未登録で営業、Celsiusなど

米ニューヨーク州のLetitia James司法長官は18日、暗号資産(仮想通貨)のレンディング(融資)プラットフォーム2社に対し、未登録で違法な活動を行なったとして同州での営業停止を命じた。また他の3社に対して、直ちに運営方法の詳細や提供している商品・サービスに関する情報を提出するよう求めた。

対象となった事業者の名称は明らかにされていないが、CoinDeskの報道によると、プレスリリースに添付されている文書に関連するファイル名は当初Nexo社とCelsius Network社となっていたが、後に編集された。

James氏は、仮想通貨の融資プラットフォームは基本的に、預けた仮想通貨に対して利益を提供する利付口座だと主張している。NY州では、融資プラットフォームの運営及び州民へのサービス提供には、司法長官事務局(OAG)への登録が義務付けられていると指摘し、次のように述べた。

仮想通貨プラットフォームは、他の企業同様、法律に従わなくてはならない。

レンディングとは

レンディングとは、保有している仮想通貨を一定期間貸し出すことで、利息を得る仕組みのこと。

▶️仮想通貨用語集

Celsius Networkはテキサスやニュージャージーなどの州で、「未登録有価証券の販売」として規制当局から警告を受けている状態だ。

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幅広い「証券」の定義

声明では、NY州の不正防止法にあたるマーティン法(Martin…



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