コスモス(ATOM)、実験ブロックチェーン「Sagan」立ち上げ

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2021-10-20 12:44:01

コスモスが最新の進捗状況を報告

ブロックチェーンプラットフォームのコスモス(ATOM)は20日、プロジェクトの進捗状況について最新の報告を行った。特に今回の発表では、実験のための新たなブロックチェーン「Sagan」の立ち上げや、ゲーム企業との提携に注目される。

コスモスは、異なるブロックチェーン同士の相互運用性を実現するプラットフォームで、独自トークンはATOM。スケーラビリティ問題の解決も期待されている。

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スケーラビリティー問題とは

取引処理が遅延してしまうような「拡張性」の問題を指す。ブロックチェーンの性質上、1つのブロックの中に書き込める取引データ量が限られていることが原因で、処理が遅延する問題のこと。送金に時間がかかってしまい、それによって取引手数料の高騰につながることがある。

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テストチェーン「Sagan」立ち上げへ

Saganの紹介動画では、カナリアという鳥の画像が映し出された。暗号資産(仮想通貨)メディアブロックによると、カナリアは、このブロックチェーンが「カナリアネットワーク」になることを象徴しているという。

この言葉は、元々ポルカドット(DOT)による造語だ。メインネットワークで稼働する前にプロトコルのテストを行うためのブロックチェーンKusamaを、ポルカドットは「カナリアネットワーク」と呼んでいる。カナリアは、炭鉱などで毒ガス検知のために使用されていたことで有名な鳥である。

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