米テキサス州の消防士年金基金、ビットコインとイーサリアムに2500万ドル投資
2021-10-22 15:42:05
米ヒューストンの消防士のための年金基金が、40億ドルのポートフォリオの一部を仮想通貨に割り当てた。
ブルームバーグの報道によると、ニューストン消防士退職年金基金は、ニューヨークデジタルインベストメントグループ（NYDIG）を通じて、ビットコイン（BTC）とイーサリアム（ETH）を2500万ドル分購入した。テキサス州の記録によれば、2020年6月時点でこの年金基金は純資産で41億ドル以上を保有しており、ポートフォリオ全体の約0.6％をデジタル資産に割り当てたことになる。
年金基金の最高投資責任者であるアジット・シン氏は、仮想通貨が「もはや私たちが無視できない資産クラスになった」と語っている。
「機関投資家がますます採用するようになるにつれて、需要と供給のダイナミズムがますます発展するだろう。そして、物理的な資産（実際のトークン）を持つことで、将来的に収入を生み出すことになるだろう」
この基金は、6600人以上の現役および引退した消防士や家族に年金を支払う責任がある。ファンドの半分以上は普通株や未公開株に投資されているが、ほかには不動産や債券などにも投資している。
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